一定の条件で資産を全損する可能性がある

カバードワラントはリスクをヘッジするためのものだと言えるでしょう。商品としてはオプションを個人向けにしたものですから、オプションと同じだけの性質を持っています。異なる点は、オプションは買いだけではなくて売りもできるのですが、買いしかできないと言うことです。ですから、オプションが持つ多彩なストラテジーを踏襲することはできません。できるとすれば、例えばロングストラングルなど、買いのみを組み合わせたストラテジーのみです。
オプションの買いと同じですから、時間的価値が減少していくという傾向はあります。つまり、平均的には損をすると言うことなのです。ですから、投資した資金の全てがなくなる可能性もあります。例えば、権利行使価格が100円のコールを買った場合、原資産が下落の一途をたどれば価格は徐々に減少していき、精算日には0になります。
このような特徴がありますから、基本的には長期投資には適していないと言えるでしょう。長期的に保有するのではなくて、実行ギアリングの高いときに買って、利益がでればすぐに売るという投資を心がけることが必要となってくるのです。この辺りを誤ると、投資した資金を全て失う可能性もあると言えるでしょう。

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